生理不順

生理不順とは

生理不順（月経不順）とは、生理の周期がとんでもなく短くなったり長くなったり、生理が何ヶ月もこなかったり、出血量が多すぎる・少なすぎる状態が続いていることをいいます。

生理不順の特徴

また、子宮内膜症や子宮筋腫、多嚢細胞性卵巣症候群、甲状腺疾患などの病気が隠れていた場合、しばらくしないうちに進んでしまい、強い痛みや貧血、手術が必要になるケース、子宮体がんなどのリスクに繋がることもあります。

厚生労働省の調査でも、20～40代女性の顕在症状として「月経痛（生理痛）」や月経の異常が上位に挙げられており、多くの働く世代の女性が月経トラブルを抱えています。

排卵障害の一つである女性多嚢細胞性卵巣症候群は、妊娠可能年齢の約5～8％に見られるとされ、生理不順の背景にある方も少ないです。

また、子宮内膜症や子宮筋腫、多嚢細胞性卵巣症候群、甲状腺疾患などの病気が隠れていた場合、しばらくしないうちに進んでしまい、強い痛みや貧血、手術が必要になるケース、子宮体がんなどのリスクに繋がることもあります。

生理不順の原因

更年期障害の背景には、女性ホルモン（エストロゲン）の急激な減少に加えて、加齢による体力低下や自律神経の乱れ、仕事や家庭環境のストレス、性格・気質の傾向、運動不足や睡眠・食事の乱れなど、さまざまな要因が複雑に重なり合っています。

主な原因として次の項目が挙げられます。

これらの要因が重なると、自律神経とホルモンのバランスが大きく乱れ、同じ年齢でも人によって症状の出方がまったく違うことがあります。体だけでなく心の状態や生活背景も含めて整えていくことが、無理のない改善につながります。

病院とはここが違います

生理不順に対して病院で行われる主な対処法には、ホルモン補充療法、漢方薬の処方、サプリメントや栄養指導、運動や生活習慣の改善指導などがあります。

ホルモン補充療法

ホルモン補充療法は症状改善が期待できる一方で、血栓症リスクなどの副作用が指摘されており、持病や体質によっては受けられない方もいます。必ず医師の管理のもと、メリットとリスクを相談しながら進める必要があります。

内服薬・漢方薬

内服薬や漢方薬はつらい症状を和らげる助けになりますが、効果の出方に個人差が大きく、飲んでいる間は楽でも中止すると再び症状が強くなる場合もあります。眠気やだるさなどの副作用が出ることもあり、根本から体のバランスを整えるものではないケースもあります。

サプリメント・生活習慣改善

サプリメントや生活習慣の見直しは副作用が少なく始めやすい反面、明確な変化を感じるまで時間がかかることがあります。自己流で頑張りすぎると、かえって疲れをためてしまうこともあるため、身体の状態に合わせた無理のない続け方を選ぶことが重要です。

生理不順を改善するために

はじめ整骨院・整体院では、カウンセリングと姿勢・動きの検査を通して、ホルモンバランスの乱れに影響しやすい自律神経や骨盤・背骨のゆがみ、呼吸の浅さなどを丁寧にチェックします。整体とやさしい運動指導、セルフケアを組み合わせることで、薬だけに頼らず「眠りやすさ」「動きやすさ」「気持ちの安定」を少しずつ取り戻していけるようサポートします。

のべ1万人以上の施術経験と身体運動力学に基づく独自の検査で、全身のバランスから更年期のお悩みにアプローチします。女性院長による丁寧なヒアリングと、安心して通いやすい環境づくりを大切にしています。

当院の特徴

神奈川県座間市出身の柔道整復師である院長が、豊富な臨床経験をもとに一人ひとりに合わせた施術計画をご提案します。女性特有のお悩みに配慮したカウンセリングと、検査結果に基づくオーダーメイドの整体で、薬だけに頼らない体づくりを目指しています。

地域密着の整骨院として、働く世代の女性から子育て中・更年期世代まで、幅広い年代の方に通っていただいています。症状だけでなく生活背景や目標も共有しながら、「その人らしい毎日」を取り戻すお手伝いをしていきます。

更年期による不調や不安を一人で抱え込まず、からだと心を整えながら、少しずつ笑顔の時間を増やしていきましょう。

生理不順のQ＆A

生理不順だと妊娠しにくいか？

排卵が早いタイプの生理不順では、そもそも妊娠のチャンスが稀に起きてしまうため、不妊症のリスクはあります。必ず妊娠できないという意味ではありませんが、将来の妊娠を検討している場合は、早めに婦人科で相談し、必要に応じて治療や生活改善を進めていくことが大切です。

ストレスだけで生理不順になることはありますか？

強いストレスや過労が続くと、一時的にホルモン分泌が乱れ、生理が解消・こなくなることはよくあります。 ただ、「ストレスのせい」と決めつけて、子宮内膜症や甲状腺​​の病気などもあるので、気になるときは一度婦人科検査を受け、重大な病気がないか確認しておいて安心です。

漢方だけで生理不順は整えられますか？

体質に合った漢方を続けることで、生理周期や体調が安定してきたと感じる方も多いです。しかし漢方だけでは改善されなかった方も実際には来院されています。生理不順に改善が見られない場合には違う視点で整体なども検討してみていいかと思います。

整体とセルフケアを通して体のバランスを整えていくことで、眠りの質が上がり、日中のイライラやだるさが少しずつ和らいでいきます。生理不順ばかりに意識を向ける時間が減り、「今日何をしようかな」と前向きに一日を計画できる感覚が戻ってきます。

今のつらさを少しずつ手放し、「自分らしく過ごせる毎日」を目指して一緒に体を整えていきましょう。

更年期や生理のお悩みでお困りの方は、どうぞ一人で抱え込まずにご相談ください。あなたのペースに合わせて、院長が丁寧にサポートいたします。